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目指すのは経営者。
日本·アジアの医療に貢献する ビジネスを育てる。
Interview
- 槙平 和騎 Kazuki Makihira
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2013年入職/新卒
学校法人 国際医療福祉大学 日本医療サービス九州本部
購買管理課 課長代理


- Profile
- 広島県出身。大学では法律を専攻。就職活動では、歴史を持ちながら継続性の高い事業基盤が整っている法人を中心に、幅広い業界を検討。最終的に、自身の特性を考え、医療·教育·福祉など幅広い事業領域の中で、多様なキャリアを経験できる可能性、そして社会になくてはならい事業を展開している点に魅力を感じ、高邦会グループへの入職を決意。人事や役員秘書、購買のキャリアを経て現職。
取り組んでいる仕事
コスト管理から、
経営にインパクトを。グループ発祥の地である九州地区のあらゆる物品の購買を統括することが私のミッションです。購買と言っても、ただモノやサービスを買ってくるわけではありません。目的は何か。その金額は適正なのか。それとも高品質な医療を提供するために必要不可欠なものなのか。あるいは、病院や学校の強みをつくるための投資と考えられるものか。さまざまな観点から考慮し、組織として意思決定する必要があります。
購買の原資は診療報酬や学費などから生まれた利益ですから、無駄にすることはできません。大幅なコストダウンに成功することは、多くの大きな売上を上げることに等しいインパクトがあります。例えば、ある購買で1000万円のコスト削減に成功したとします。それは、利益率10%のビジネスの場合、1億円の売上と同じ意味を持ちます。
しかし、医療や教育、福祉の領域では、ただ単にコスト削減をすればいいわけではありません。強みを創出するために必要な投資を行うか。そのために、他の支出を削減するか。経営戦略を鑑みながら、そのバランスをとることも購買の重要な役割です。より良い医療や教育を生み出し続けていくために。コスト管理や購買は、経営に密接に関わる仕事なのです。

仕事の醍醐味
日本、そしてアジアの
医療水準向上に貢献する。2020年3月に新規開設した国際医療福祉大学成田病院(千葉県)。この立ち上げには、私も関わっていました。開設前は保健所や県庁、官公庁に対して病院として活動するための許可を取るために奔走。開設後は、注射器や薬など医療資材の調達を担当しています。
成田病院は「アジアを代表する世界的ハブ病院」を目指して設立されました。そのため、医療の設備は最新鋭のものが導入され、ベストドクターと呼ばれるような一流の医師に関わっていただいていることで、地域の医療レベルの向上に大きく貢献できたと考えています。
しかし、その貢献は地域だけにとどまりません。高い医療水準の先端を国内でつくるだけではなく、アジアの医療水準の向上にも貢献していくことも目的のひとつ。国際医療福祉大学成田キャンパスの医学部では、アジアの優秀な留学生を学費全額免除で受け入れています。卒業生がいずれ母国へ帰り、各国の医療水準を高める活躍をしていけば、アジア全体の医療技術の向上にもつながっていくと考えています。
地域から、日本全体へ。日本から、アジア全体の医療に貢献する。患者様、医師など多くの人が「夢」を持てるチャレンジングな仕事に携われるのは、高邦会グループならではの醍醐味だと感じています。
多くの人の「夢」の実現に向けて、足元をしっかりと固めていく仕事に取り組んでいきたいと思います。

キャリアの展開
購買から経営へ。
人への貢献も、 自分の成長も実現したい。
2023年からは医療のみならず、九州エリアの医療·教育·福祉すべての事業の購買を任せていただけることになり、担当する領域が大きく広がりました。積極的に事業を展開する高邦会グループで関わることができるのは、機器などの購入だけではありません。2024年の春には、福岡国際医療福祉大学で「診療放射線学科」を新設。2025年12月には福岡中央病院の建て替えも完了する予定です。さらに2026年4月には、福岡県唯一の4年制音楽大学となる福岡国際音楽大学も開校予定。
高邦会グループでは現在、戦略的な投資として病院の建て替えや大学·学部の新規開設を次々と進めています。私自身もこれらのプロジェクトに、購買やリーダーの立場で関わっています。グループにとって、九州エリアの今後を大きく左右するプロジェクトです。どのようにゴールに向けて走り抜くのか。経営戦略をどう実現するのか。最近では役員層や各セクションの責任者とも頻繁に議論を重ね、経営視点で物事を捉えることができるようになってきました。
今後は、もっともっと自分自身の専門性を高めていきたいと思います。そして、次なるステップとして目指すのは、経営を担う施設全体のマネジメント。ヘルスケアの領域で人々に貢献しながら、いま蒔いている新しいビジネスの種を大きく実らせていく。そんな影響力の大きな仕事に関わりたいと思います。

Career これまでの歩み
- 2013
- 初期配属 高木病院医事課で窓口業務·診療報酬請求業務を担当
- 2014
- 異動 人事課で採用業務を担当
- 2016
- 昇格 同部署にて副主任 若手職員の教育も担当
- 2017
- 転勤 国際医療福祉大学 東京事務所 秘書室で役員秘書を担当
- 2019
- 異動・昇格 成田病院準備事務局 総務課主任として開設手続きの申請業務を担当
- 2020
- 異動 管理課で物流管理業務を担当
- 2021
- 転勤 国際医療福祉大学 東京事務所 管理部購買課で医療機器の購入業務を担当
- 2023
- 転勤・昇格 日本医療サービス九州本部 購買管理課 課長代理として九州地区の物品購入及び福岡中央病院建て替えプロジェクトを担当
Schedule 1日の流れ
- メールのチェック
- 社内メンバーとの会議
- ランチ
- 取引先との交渉
- 資料作成
- 退社